太陽の力を吸収する
これまでに七草で自然の力を頂く。おにぎりで山の力を頂く。溶岩で大地の力を頂く…という話をしました。
今回は簡単で、気軽に太陽の力を取り入れられる物をご紹介します。
この時期ならではの、干し柿です。
干し柿は、渋柿を元に作ります。もともと灰汁が強すぎて食物として適さないものが、太陽の力で、砂糖の1.5倍もの糖度エネルギーを持つ、、、神秘的な自然の営みのひとつと言えます。
我が家には、渋柿の木があるので、昨年秋も作りました。
朝日光当てるとき、太陽に向かい手を合わせお祈りします。日が沈み取り込むときにも、感謝の気持ちをお伝えします。こうして気持ちを込めて。毎日少しずつ出来上がっていく干し柿の蓄積されたパワーを感じて過ごします。
渋柿は隔年で実が多かったり少なかったりするので、来年は少ししか収穫できないでしょう。残念ですが、自然から休息が必要ということを教えてもらっているのだと思っています。
干し柿は、中国で作られ生薬にされ重宝されていました。効能は喉を潤したり、痰を切る気管支改善、下痢止め・止血などです。風邪の流行る冬にぴったりですね。
日本では弥生時代には伝わってきたと言われています。
探すと色々な種類が見つかりますよ。果物屋さんで購入した干し柿もとても美味しかったです、さすがプロのバイヤーです。
他にも干し芋・ドライフルーツでも効果が得られます。
これらはみな、便秘を改善する食物繊維や、むくみを解消するカリウム、貧血防止の鉄などのミネラルを豊富に含みます。
シリアル&ヨーグルトに入れて朝食に、お菓子作りにも使えば、その甘さから満足感と幸福感がアップしますよ。
幸福感を高めると、免疫力も幸せを呼び込む力も比例して高まります。
調子の悪い時、嫌な事があったときは、好きな物を食べて運気を回復することが出来ます。
乾燥するこの時期、日光に当てるだけで作れる干し野菜も簡単に作ることができます。
野菜を洗って水気をしっかりと切って、キッチンペーパーなどで水分をよく拭き取りましょう。皮はむかずにそのままです。
れんこん・いんじん・にんにく・しょうが・トマト・パプリカ・・・・
切り方は自由です。カットした断面が広いほど、水分が抜けやすくなります。
ザルや網などを用意し、野菜同士がくっつかないよう、間隔を空けて干しましょう。
ほこりが気になる時は、市販の干し野菜グッズがありますので利用してみてくださいね。
朝出して日光に当て、夕方になったら室内にしまってください。感謝の気持ち忘れずにされるといいでしょう。
洗濯物を出したり取り込むときにも実践できますよ、10秒でもいいので太陽に手を合わせてみてくださいね。